こんにちは。
ころぴす@kabumameta0629です。

現在私は米国中心にディフェンシブな優良資産株を毎月最低50万程買付し、配当を再投資するという地味で退屈な投資スタイルを採用しています。


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1.はじめに

昨日の米国市場、NYダウ・NASDAQ・S&P500指数揃って2~3%の大幅下落となりました。

大幅下落の原因としては、異例とも言えるアップルの下方修正予告やISM製造業景況指数の結果が予想を下回った(予想:57.9,結果:54.1)ことを受け、これまで一人勝ちだった米国の景況感も遂にピークアウトか?との懸念が高まったことに拠るものと思われます。

このように新年早々米国市場は嫌なムードが漂っておりますが、2019年がどのような相場展開になるのか、はっきり言って誰にも分かりません。

我々一般の個人投資家ができるのは、常に最悪の事態を想定し、各々が確固たるマイルールを指針として相場に向き合い続けることだけです。

各々の年齢・環境・属性を踏まえ、粛々と買付を継続するのか、キャッシュポジションを多めに持ち虎視眈眈と機会を伺うのか、人それぞれでありましょう。

さて、当記事では、過去の歴史から学ぶという観点から、ダウの歴史上最悪の事態と言える世界大恐慌時代について振り返ってみたいと思います。


2.世界大恐慌時代

まずは四の五の言わず、NYダウの長期チャートを見てみます。

【NYダウ長期チャート】
ダウ長期チャート
以前もご紹介した長期チャートでありますが、基本的には米国株の強さを物語る右肩上がりのチャートなっております。

しかし、ご覧の通り、1929年~32年にかけて一際目立つえげつない下落っぷりとなっています。そう、これが皆様ご存知の世界大恐慌時代であります。


【豆知識】<1929年の世界大恐慌>
1929年10月24日(木):株式市場は売り一色、株価は大暴落。ウォール街周辺は400名の警官隊が出動するなど不穏な空気に包まれる。自殺者も多数発生。(所謂、暗黒の木曜日
1929年10月28日(月):ダウ平均がたった一日で13%暴落
1929年10月29日(火)24日以上の大暴落発生。午後の取引開始早々には、遂に株式市場閉鎖の事態となる。(所謂、悲劇の火曜日
★1:わずか4営業日で当時の米国政府年間予算の10倍に相当する時価総額が吹き飛ぶ異常事態。
★2:一般的にはこの一連の米国株価暴落が世界恐慌の引き金と言われる(但、異なる見解も有り)。


当時、ほとんどの投資家にとって1929年以降の株式市場はまさに暗黒時代だったと言えましょう。

大恐慌以前のピークを上回るのが1954年の11月ですから、およそ25年間もの間米国相場は暴落・低迷にあえぎ続けたわけです。四半世紀ですよ。。。

かのリーマンショックの時ですらその後数年でピーク時の高値を更新していますからね。

もっとも、この間配当を愚直に再投資し続けたごく一部の長期投資家にとっては、この25年間は決して悲惨だったわけではなく、むしろ大きなリターンを得る絶好のチャンスでありました。

以下、ジェレミー・シ―ゲル著『株式投資の未来』の要約となります。

◇1929年~33年にかけて配当は約55%減少したものの、それ以上に株価が大幅に下落した為、結果的に配当利回りは上昇した。
◇確かに20年以上の低迷はあっという間とは言い難いものの、その間粘り強く配当再投資により保有株数を積み増した投資家は、ひとたび株価が回復した際、大きなリターンを手にした。

以上を踏まえれば、大恐慌時代にごく一部の長期投資家が資産増大に成功したのは、おそらくその他大多数の投資家が相場の暴落・低迷に耐えきれず、狼狽して保有株をバーゲンセールで投げ売りした結果と言えるでしょう。

確かに、大恐慌時代やリーマンショック時のような急激な相場の変動は我々投資家心理に大きなダメージをもたらします。

しかし、長期投資家にとっては大きなリターンを手にする絶好のチャンスであり、それも下手にタイミングを図る必要などなく、ただ愚直にコツコツと配当再投資を継続するだけで良いのです。
3.おわりに

大恐慌当時以上に、現在の我々は投資の世界においても過去の歴史から様々な教訓を学ぶことができます。

当時の大恐慌時代にあって、上述したような大きなリターンを手にした投資家がどれほどいたのか定かではありません。

しかし、少なくとも現在の我々は当時を振り返って、愚直にコツコツと買付及び配当再投資を継続すれば大きなリターンを手にできたという歴史的教訓を学ぶことができるわけです。

個人的にはそうした教訓を学べることはとても幸運なことだと思っています。

わたしの足元を導く燭台はひとつしかない。経験という燭台だ。未来を見通したいなら、過去に照らすよりほかに方法はない』byパトリック・ヘンリー(18世紀米国の極めて優秀な弁護士)
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