こんにちは。
ころぴす@kabumameta0629です。

現在私は米国中心にディフェンシブな優良資産株を毎月最低50万程買付し、配当を再投資するという地味で退屈な投資スタイルを採用しています。

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2018年11月の米食品医薬局(以下、「FDA」という。)による葉巻メンソールタバコ規制(以下、「本件規制」という。)報道を受け、直近高値から50%以上下落したブリティッシュアメリカンタバコ(以下、「BTI」という。)。

まずは、直近の週足チャートを見てみましょう。

【BTI週足2年チャート】(※SBI証券HPより引用)
bti週足
2018年初頭に70ドル超えの高値をつけて以降、綺麗な右肩下がりのチャートとなっており、最近は30ドル台前半が定位置となっています。

もっとも、ここ最近は下げ止まった感もありますね。配当利回りは驚異の8%超えとなっています。

なお、チャート下記のRCI(紫線)は-100%近くでへばりついております。

さて、私は昨年11月に『FDAメンソール規制の実現可能性』と題して、前編・中編・後編と連載形式で記事をお届け致しました。

当該連載記事はそこそこのボリュームとなってしまったことから、当記事でそのポイント・結論のみを記しておきたいと思います。

なお、当該連載記事をお読み頂ける方は下記リンク先よりお進み下さい。

過去記事①:(前編)【ブリティッシュアメリカンタバコ】FDAメンソール規制の実現可能性
過去記事②:(中編)【ブリティッシュアメリカンタバコ】FDAメンソール規制の実現可能性
過去記事③:(後編)【ブリティッシュアメリカンタバコ】FDAメンソール規制の実現可能性

【Q1:法的観点から見た本件規制の実現可能性は?】

本件規制の法的妥当性の有無は、その「目的」及び「手段」の2ステップを経て審査判断することとなります。

結論としては、健康被害の削減及び若年者の喫煙防止といった本件規制の「目的」は合理性を有する

しかし、葉巻メンソールタバコ販売全面禁止という本件規制の「手段」は合理性を欠くと評価する。

よって、法的判断のみを前提とした私見では、本件規制は裁判所のお墨付きを得られないと結論づけています。

詳しくは下記リンク先をご参照下さい。

過去記事①:(前編)【ブリティッシュアメリカンタバコ】FDAメンソール規制の実現可能性

もっとも、後述する欧州司法裁判所の先例や世界的な嫌煙化・禁煙化の流れを踏まえると、本件規制は米国の裁判所を通過する可能性が高いとの結論に落ち着いています。
【Q2:欧州司法裁判所の判断は?】

欧州司法裁判所の判決結果は以下の通り。

EU指令(メンソール規制のこと)の「目的」はタバコによる健康被害の削減にあるとし、メンソールタバコは消費者にとってより魅力的なものとなってしまうため、(規制「手段」である)葉巻メンソールタバコ販売全面禁止措置は妥当である。

詳しくは下記リンク先をご参照下さい。

過去記事②:(中編)【ブリティッシュアメリカンタバコ】FDAメンソール規制の実現可能性

【Q3:BTIの減配の可能性は?】

BTIのタバコ販売本数のうち55%をメンソールが占めていると言われ、また、同社の売上・利益共におよそ40%が米国であることを踏まえれば、本件規制が現実化した場合、BTIへのダメージは大きなものとなることが予想されます。

とすれば、従前と比べ、BTIの減配懸念が高まったことは否定できません。

しかし、BTI側も本件規制が現実化することに備え、様々な方策を採るであろうこと等を理由に、私は同社の減配可能性は高くないと考えています。

詳しくは下記リンク先をご参照下さい。

過去記事③:(後編)【ブリティッシュアメリカンタバコ】FDAメンソール規制の実現可能性


シ―ゲル派を自認するのであれば、現在のBTIは「買い」と言っていいのかもしれませんね。私も基本的にはBTIは未だ買い目線で臨んでおります。

ただし、特別にBTIへの投資比重を高めることはせず、あくまでポートフォリオのバランスを意識しつつという注釈付ではあります。
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